ペットの減災・防災｜神戸須磨区の動物病院「北須磨動物病院」

地震、水害、土砂崩れなど多くの災害に襲われる日本では、

いつ誰が被災してもおかしくない状況です。ここではご家族の身を

守るための5つのチェックポイントをお伝えします。

いざというときの避難に備えて日頃から準備しておきましょう。

①飼育環境を整える

人の災害対策はできていても、意外と出来ていないのが

「ペット目線」の災害対策です。人にとっては危険でないものも、

ペットにとっては命取りになることがあります。

ペットの立場で家の中を見直してみましょう。

～チェック項目～

□ペットのいる部屋に落下する危険があるものは置かない

□冷蔵庫やタンスなどの大きな家具には落下・転倒防止金具を付ける

□ペットの居住スペースに逃げ込める場所（ケージなど）を置いておく

□窓ガラスには飛散防止シートを張る

□割れるもの・燃えやすいものなど危険な物は置かない

②避難セットの準備

少なくとも3日～1週間分を備蓄しましょう。

ここでは基本セットをお伝えします。

ご自宅のペットに必要なものを足して準備しておきましょう。

キャリー（バリケン）・ペットシーツ・水・フード・食器・ビニール袋

ウエットティッシュ・防寒・保冷グッズ

・わんちゃんは

首輪とリード・犬鑑札・注射済表・狂犬病,混合ワクチン証明書

・ねこちゃんは

混合ワクチン証明書も忘れずに！

③健康管理としつけ

避難先で寄生虫・感染症にかからないようにワクチン接種

（狂犬病ワクチン・混合ワクチン）とノミ・マダニ予防を

しっかりしておきましょう。

また緊急時速やかに避難するために「待て」「伏せ」、

他人や他の動物を怖がらないよう基本的なしつけを

身につけておきましょう。

④避難方法の確認

ペットの同行避難や避難スペースについては各自治体によって

ガイドラインが異なりますので、事前に確認しておきましょう。

⑤預かってくれる場所の確保

被災状況によっては避難が長期に及ぶこともあります。

そんな時に備えて、預かってくれるペットショップ・親戚や知人を

確認しておきましょう。

大切な家族が全員無事避難できるよう備えてみてください。

詳しくは環境省ホームページ「人とペットの防災対策ガイドライン」も

是非ご活用ください。

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