獣医師の立岩です。

当院が過去に発表した症例報告が、このたび動物臨床医学という雑誌に掲載されました!

タイトルは

「ウサギの耳根部域に皮下膿瘍を伴った慢性中耳炎の3症例に対するmicro-CT検査の有用性と治療法の検討」。

小難しいタイトルがついていますね。

内容を簡単にお話すると

耳の根元にしこりができて来院した3匹のウサギさんたちに、

CT(micro-CT)撮影をおこないました。

すると、撮影できたCT画像から、耳のしこりの中には膿が溜まっていて、

中耳炎と関係して発生しているのではないかということが考えられました。

そこで手術をおこない、しこりと中耳炎の治療をしたところ、3匹とも完治、

またはQOL(生活の質)の大きな改善が出来ました!

…といった内容のものです。

この情報が、同じ病気に苦しむ全国のウサギさん達の診断・治療に役立てられれば幸いです。

また、当院のmicro-CTは日本に数台しかないもので、

他のCT検査機器と比較し、小型動物や骨などの評価に非常に優れています。

今回の雑誌への掲載内容や、micro-CTについて詳しい説明をご希望の方は、

EPSON MFP image

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